2012年11月28日 15:11
くり食文化発祥の地、岐阜県の「中津川くりきんとんめぐり」で食べ歩き
ペットボトルの熱いお茶をひと飲み。
きんとん特有の柔らかな甘さとお茶の渋味が渾然一体になり、この和のコンビネーションが実においしい。
そのままスイスイ南下すると、くりきんとん発祥の地として名高い「すや本店」が見えてくる。
ちなみにこの店、ユーミンの長年の親友のご実家だそうで、ユーミンファンの聖地としても知られている。
「生くりと砂糖しか使わないこのお菓子は、素朴ながら口にするたびいつも感動します」とユーミンは言ったそうだ。
案の定、店の前には行列……。
でもスイスイ買えるから大丈夫!老舗の味は、ほのかなくりの細かな粒までウマイと感じさせるもの。
「ほっこり」というコトバがこれほど当てはまるとは、さすがなり。
この店の一角から東西にのびる道が、旧中山道だ。
古い宿場街の風情が今も残り、その中を自転車でスイスイ走るのは実に気持ちのいいもの。
こんな感じで半日ぶらぶらと中津川で過ごした今回のレポート旅。
さすがに14軒全部を回ることはできなかったけれど、このシーズンだけの味わいをトコトン堪能できて大満足して中津川を後にした。
くりきんとんはシンプルな分だけ、ごまかしがきかない和菓子だ。