2013年3月16日 15:06
愛知県豊田市の心霊スポットで有名な「旧伊勢神トンネル」で度胸を試す!
しかし時代は変わった。
自動車の大型化によりトンネルの相互通行は困難となり、昭和35年(1960)には50メートルほど下に、長さ1,200メートルの新しいトンネルが造られた。
次第に旧トンネルは利用されなくなり、やがて人々の記憶からも消えていったのだ。
そしていつの頃からか、忘れられた古いトンネルの周辺では、「女性の幽霊が出る」「子どもの霊を見た」という噂が立つようになった。
かつての筆者のように、興味本位の肝試しで訪れる人もあり、また、暴走族がたむろする季節もあるなど、違った意味でも怖いスポットになっていったのである。
そもそも、なぜ旧伊勢神トンネルが「心霊スポット」になってしまったのか、地元っ子の筆者ですら詳しくは知らない。
聞いた噂(うわさ)では、「工事の完成のために人柱を埋めた」というものもあるが、真偽は全く定かではない。
しかし「伊勢神トンネルで幽霊を見た」という話は、今やインターネットを検索すればワンサカ出てくる。
一時期は全国ネットのテレビでも取り上げられ、当時まだご存命だった霊能者の宜保愛子さんが伊勢神トンネルを訪れ、「トンネルの工事中に死者が出た。
その霊が成仏せずに幽霊となっているようですね」