のexとegg(卵)をかけたわけです。これぐらいだったら英語初心者な日本人でも何とかついていけますね。
■マルクス兄弟の『吾輩はカモである』のダジャレ
マルクス兄弟と言えばスラップスティック映画の名優です。『吾輩はカモである』(原題:Duck Soup)はマルクス兄弟の傑作として知られる映画で、あまりに傑作なのでMOMA(ニューヨーク近代美術館)に収録されているほどです。その中に次のようなダジャレがあります。
大臣「尾行しなかったのか?」
チコ「1日中張り付いたよ」
大臣「いつ?」
チコ「Shadow day」(シャドウデイ)
尾行のことをshadowと言いますので、shadow dayとsaturday(土曜日)をかけているわけです。これを受けてさらに次のようなダジャレも登場します。
チコ「ピッチャーが完封しちゃうのは何曜日?」
グルーチョ「うーん……」
2人同時に「Shut Out Day!」(シャットアウト・デイ!)
完封を意味するShut Outとdayをくっ付けてsaturday(土曜日)とかけたわけです。
■『オースティン・パワーズ』の品のないダジャレ
世紀のバカ・スパイアクション映画『オースティン・パワーズ』には品のない表現が渦を巻いていますが、中でも特筆すべきなのはこれです。