2013年3月24日 12:00
【雑学キング!】名刺交換時に、さわやかな印象を残すコツ
●形式よりも、コミュニケーションを優先する
お辞儀の角度、歩幅など細かいことを言えばきりがない。こうしたことの基本をある程度学んだら、応用編として、コミュニケーションに焦点を当てる。もともと名刺交換をするということは、お互いに「これからビジネスでお世話になります。どうかよろしくお願い申し上げます。」ということを伝えたいため。
この目的に合致するように、笑顔で、そして相手のお名前や部署について確認し、そこでお互いにコミュニケーションできる話題を引き出す。
例えば、「○○という部署では、どのようなお仕事をされているのですか?」とか、「お名前は「○○様」とお読みして宜しいでしょうか?」などからスタートするとよいでしょう。読むのが困難な名前の場合も、メールアドレスに相手の名前がローマ字で書かれている場合が多いので、それを手がかりに仮説を立てることができる。
このように名刺交換でさわやかな印象を残すと、ビジネスでも好意的に接してくれる確率が高まるのではないでしょうか?
(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)
●著者プロフィール
コミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。