2018年4月14日 18:00
バージンロードには大切な人との絆がある…『ばぁちゃんロード』に見る“家族の絆”
大切な人にメールをしたり、電話をしたり、映画を観てくださったみなさんの心が優しさであふれてくれれば嬉しいと思っています。
・草笛光子さん
色の濃い油絵のような映画が多い中で、この作品は墨絵のように柔らかい作品です。役者として一番難しい普通をやらせてもらえました。それをどう受け取ってもらえるのかが楽しみであり、心配でもあります。もちろん劇中での泣くシーンは、目薬は使いませんでした。そのままでやりました。皆さんにも涙がちょっと出るくらい感動してもらえたら嬉しいです。
最近、気持ちがトゲトゲしている、感動が足りていない…そう感じているなら、映画館に足を運んでみませんか?『ばぁちゃんロード』があなたにやさしい気持ちを思い出させてくれるかも。
【STORY】
ガソリンスタンドで働く夏海(文音)は、父の跡を継ぎ一人前の漁師を目指す高校時代からの友達・大和(三浦貴大)にプロポーズされる。結婚を決めたことを報告するため、2人はまず、夏海の両親のもとへ、そして施設で暮らす夏海のばぁちゃん・キヨ(草笛光子)のもとへ出向く。夏海は、両親が共働きだったことで、幼い頃からキヨに育てられたばぁちゃんっ子だった。