2017年10月7日 12:45
松本潤も坂口健太郎もダメ男!? トラウマになる恋愛映画…その名は『ナラタージュ』
そのくせ深夜に突然、電話をかけてくることも。そのあたり含め、いろいろ、いろいろ、ズルい男なんです。
■小野は一途な男だけれど…
一方、泉に恋をする大学生の小野(坂口健太郎さん)は、彼女の葉山への想いを知りつつ、真っ直ぐに気持ちを伝えます。
よく「女性は追うより追われるほうが幸せ」と言いますが、小野との関係はまさにこのパターン。爽やかで理知的なイケメンにあそこまで想ってもらえるなんて!とうらやましくなること、しばし。でも、穏やかな時間はそう長くは続きません。
“付き合ってるのに片思い”状態の小野は葉山に激しく嫉妬し、泉を束縛するように。
その豹変っぷりは一見の価値あり!
特筆すべきは、泉が夜道で見知らぬ男性に後をつけられて小野に電話で助けを求めるシーン。恋人が怖い目に遭っているというのに、彼はこんな言葉を投げかけます。「もしも俺が迎えに行くって言ったら、もっと俺のことを好きになってくれる?」
嫉妬に狂った男の余裕のなさが伝わってくる一言。でも、これもまたズルいですよね。
普段は優位に立てないから、彼女が困っているときに、わざと傷つく言葉を吐くという…。もちろん彼自身も、本当は言いたくなんてなかったでしょうけれど。