くらし情報『【藤森香衣のがんコラム】Vol.9: 乳がん手術後2年で、私が気付いたこと』

2015年12月7日 07:00

【藤森香衣のがんコラム】Vol.9: 乳がん手術後2年で、私が気付いたこと

術後2年…先日、乳がんの手術から2年が経ちました。

1年に1回、反対側の胸の検診を行っているんですが、やはり「大丈夫」と思っていても、検診の時は怖くて緊張します。

エコーや、マンモグラフィーの結果を見た担当の医師から、「問題ないですね」と言われるまで、今回も体に力が入っていて、帰宅してからグッタリしてしまいました。

私は、右胸を全摘出したので、再発の可能性は「5%以下」と言われていますが、全摘出をした祖母が、(再発ではなく)反対側の胸も同じ病気になったことが、私の中でトラウマになっているようです。

病気ではなくなると、細かい事は色々と忘れてしまいますが、逆に“2年間で得た知識”が大きな不安を生み出しているのかも知れません。
「一生、こうした恐怖を抱えて生きていくのかな」人生で、予想もしなかったことを体験したサバイバーの人たちは、健康という、当たり前のことを失った時の辛さも忘れられずにいます。

「『病気になったのが、他の誰かなら…』とは思わないけれど、じゃあ、どうして私なの?」と、悩む人も多いと思います。

若くても、高齢であっても、「がん」であることを簡単に受け入れられる人なんて、なかなかいないでしょう。

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