桜の季節に着たい! 大人のための“春色”高見えコーデ
■大人女性にとって“きれい色”コーデは難易度が高め
春になるとこぞって明るくてきれいな色を身につけていた20代のころの私。何も考えずにそのままずっと毎年「明るくてきれいな色」を繰り返していましたが、ふとその「明るくてきれいな色」がとてもとても浮いていることに気づいたのが30代の終わりごろだったでしょうか。
それから色の勉強をするまで、春のコーディネートをどんな配色で過ごせば良いのかわからず、微妙な配色で春をのりきっていたように思います。
秋や夏、冬の色に比べると春の「明るくてきれいな色」は大人女性にとって難しい色。どうしても幼さが全面的に出てしまうので、若づくり感、落ち着かない印象に繋がりやすいのです。
■色選び次第で大人見え&高見えが叶う
でも40代だって工夫すれば春らしさを感じさせる色にチャレンジできます。「明るくてきれいな色」でも、少しグレーをまぜたような濁った色、いわゆるくすみ色であれば、たとえ上下ともに取り入れても比較的落ち着いた印象になります。
たとえば若草色とくすみピンクの組み合わせのコーディネートです。暗い色ではないのですが、どちらもグレーを混ぜてくすませた色。
この上下はカラーカードで表すと、次のような配色です。