心と身体を解放してくれる、自分のためのランジェリー
でも私はそれを個性であり、自分のファッションと定義する。誰かが定義した美に自分を当てはめることに意味はない。美の価値観は多様であるからこそ美しい。美は自分で定義する。自分に自信を持ちたくましく生きていくために、私はランジェリーを身に着ける。
■2.部屋をお化粧するように花を飾り、自分のためにランジェリーを纏う
花は私たちの生活に彩りを与えてくれる。私にとっては、StayHomeの時間が増えたことが花の存在価値を再認識するきっかけとなった。素敵な花を飾るのが楽しくなり、オーダーしたドライフラワーのブーケは、つい先日届いたYuviKawanoのランジェリーの色と重なった。
なくて困るものではないが、あることによって豊かさが増すもの。そういった意味では、ランジェリーも同様の存在だ。ランジェリーは家でも楽しむことのできる“ファッション”であった。おしゃれを楽しむシーンを失ってしまったコロナ禍においては、必要以上に華美なアクセサリーやハイヒールを不要と感じる人も増えただろう。家にいるだけであれば楽な方がいいし、もはやノーブラでもいい。
こんな状況で嗜好品であるランジェリーは売れるのか、正直疑問に思った。