くらし情報『香水やネイルと合わせて楽しむ。自分を表現するためのランジェリーの纏い方』

2020年7月15日 12:30

香水やネイルと合わせて楽しむ。自分を表現するためのランジェリーの纏い方

物心ついたときから、女性の身体への憧れがあった。自分自身が柔らかな曲線美を描く日が来ることを待ちわびていた。しかし、周りの子たちの成長に逆らうように、私の身体が変わることはなかった。

ある日、母に連れられお店で初めてブラジャーを買った。平面的な私の身体でさえも、レースの下着を身に着けると色っぽく見えるような気がした。そのときから、私はランジェリーの虜になった。

性に対する関心と、ファッションへの関心がどこかで繋がっていて、その結び目のようなものが下着・ランジェリーだったのだと思う。私は、下着をファッションツールとして楽しむことを自ら覚えていった。
バストがぎりぎり隠れるようなスリップを、ドレスのようにして着ていたこともある。着飾るという意味だけでなく、自分の体形とその見せ方も含めて“ファッション”だと考える。

■洋服を自由にコーディネートするように、下着にももっと多様な選択肢を

目次

・洋服を自由にコーディネートするように、下着にももっと多様な選択肢を
・香水とランジェリーの組み合わせで、新たな自分が生まれる
・ランジェリーとネイルとの“アンバランス感”を楽しむ
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洋服を着ることは、ある一定の制限の中で自由だ。身に着ける/着けないを自分で選ぶことのできるアイテムも多い。なのになぜ、下着はいつも着けていなくてはならないのだろう。国民全員が「下着」と定義づけられるものを身に着けていなくてはならないということが、ほぼ常識化している。

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