香水やネイルと合わせて楽しむ。自分を表現するためのランジェリーの纏い方
ブティックで定員さんに“漆黒のランジェリーに似合う香り”だと言われ、ストーリーに心を動かされて購入した。
私にとっては少し背伸びした香りであるがゆえに、身に着けることで背筋が伸び、心地よい緊張感が生まれる。それは、最高級のシルクと刺繍が施されたUKのブランド、STUDIO PIAのランジェリーを身に着けるときと同じ緊張感だ。漆黒の蛇の刺繍とシルクにこの香りが合わさることで、新たな自分のストーリーが生まれる。身に着けることで、ありのままの自分とはまた違う、新たな自分を演じるような気分になる。
■ランジェリーとネイルとの“アンバランス感”を楽しむ
ネイルも自己表現のひとつ。ただ単に手先を綺麗に清潔に見せるということだけでなく、私は、あえて意外性や違和感を表現するツールとして利用している。
ランジェリーには表面に見えてこない身に着けている人の思想が反映されるものである。
アウターはブランド物で着飾っていても、インナーはファストブランドのブラトップの人がいたり、ドレスやハイヒールは好まないが、最高級のランジェリーを身に着けたりする人もいる。ボーイッシュな服を着ていても、ランジェリーはとびきりラブリーな物を選ぶ人もいる。