大きなバストへのコンプレックスを解消してくれた、S by sloggiの“宝石のような”ランジェリー
自宅にいる時間が長くなり、自分に何が必要なのかゆっくり考えることも増えたタイミングで迎えた、39歳の誕生日。
30代最後の歳に私が探したものは、少々骨が折れるランジェリー。なぜ骨が折れるかというと、若かりし頃から、胸に対する絶対的なコンプレックスがあったからだ。
■ブラの“太い肩紐”が、思春期から呪縛のようだった
昔から大きすぎる胸が悩みだった。
ファミレスでバイトしていたときに、お客さんに「すげえ、スイカみたい」と言われて傷ついたこともある。いくら検索しても胸を小さくする情報は見つからないし、背が低くて童顔なのに胸だけ大きい自分が、いやらしい気がして嫌だった。
かわいいランジェリーはもはや諦めていて、使っていたのはもっぱらスポーツブラや、母の買ってきたマダム向けの機能的なブラ。
一度、かわいいブラジャーを買おうとランジェリー売り場に行ったこともあるけれど、かわいいはずのブラジャーのデザインも私のサイズだとなんだか迫力があるように感じ、おどろおどろしいレースに食われそうな錯覚を覚えた。
その当時、20年ほど前はいかに胸を盛るかという時代。お化けのようなレースに持ち上げられた胸はさらにボリュームを増し、胸から落ちるブラウスがカーテンのようにひらひらと揺れる始末。