2016年6月28日 07:00|ウーマンエキサイト

何もかも反対する母親に嫌気… もっと自由に生きるには? 【心屋仁之助 塾】

古庄由佳(うさこ)
専門家 (心屋塾認定講師・心理カウンセラー)
古庄由佳(うさこ)
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そうだとしたら…、「お母さん、嫌い」と感じている、今のそのお気持ちをわがままだなんて思わず、ぜひ大切にしてあげてほしいなと思います。

きっとそれは、子どもの頃から大人になるまで、本当はさまざまな場面で感じていたかもしれないのに、「お母さんは私のためを思ってくれているだから」という大義名分の下に、水音さんがご自身に対して見て見ぬフリをしてきてしまったお気持ちなのではないでしょうか。

小さい頃の水音さんが、置いてけぼりにしてきてしまったお気持ちを、今やっとやっと取り戻そうとしていらっしゃるのではないでしょうか。

「お母さん、嫌い」

まずは、そのお気落ちへつながった水音さんの思いを、ぜんぶ外に出してみてください。一人でいる時に紙に書き出してみるといいかもしれませんね。

何をしてくれなかったから、嫌いですか?
本当は、どうしてほしかったですか?

水音さんの心の奥に押し込めてきたことをぜんぶぜんぶ思い出して、書き出してみてください。

そして、もしかしたら、本当はもっと別の選択がしたかったのに反対されて諦めてしまった…、そんな水音さんご自身に対しても怒っていらっしゃるかもしれませんね。

そういう思いもぜんぶ出してみてください。

ここまで出してみると、お気づきになるかもしれません。水音さんもまた、「お母さんのために、お母さんを悲しませないために」というやさしさと言い訳の下、自分の本音を採用しないという選択を自分でしてきたことに。

「幸せのカタチ」は人それぞれ。そうわかってはいても、親にとって、我が子って自分の一部のようにさえ感じてしまう存在。愛する我が子には、親が思う「幸せのカタチ」を生きてほしいと願わずにはいられないのではないでしょうか。

水音さんのお母様が思う「幸せのカタチ」は、おそらく「家族がいつも近くで一緒に暮らしていること」なのかなと推測します。だから、ついついその幸せを水音さんにも味わってほしかったのでしょうね。

一方で、水音さんの「幸せのカタチ」は、「夢をもって自由に羽ばたくこと」なのかなと推測しました。だからもしもこれから、水音さんのお子さんたちが「自分の夢は諦めて、お母さんの側にいたいんだ」なんて言い出したら、ついつい反対したくなってしまうかもしれませんよね。

たとえ親子であっても、「幸せのカタチ」は違っていていいのです。違っていて当然なのです。それでも、大切に思い合う親子で居続けることはできるのです。

自由に羽ばたいている人が羨ましいのは、自分もそうしたいからですよね? さあそろそろ、水音さんの「幸せのカタチ」=「自由に羽ばたく生き方」を自分に許してあげてください。

これは、親不孝ではなく、自立です。今、水音さんは、親の「幸せのカタチ」を卒業して、自分にとっての「幸せのカタチ」を生きようとしているのです。

子どもを置いて遊びにいってもいいですし、カギッ子にしてもいいですし、それでお母様とケンカをしてもいいじゃないですか。

年齢も立場も関係なく、自分の気持ちに正直に生きる。そんな自由に羽ばたく水音さんの姿は、きっとお子さんたちにとっても「自分の幸せのカタチ」を生きる勇気になると思うのです。

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