コミックエッセイ:精神科病棟の青春
母と久しぶりの面会! 楽しみにしていた面会は予想外の方向に…【精神科病棟の青春 Vol.13】
この漫画は書籍『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』(著:もつお)の内容から一部を掲載しています(全19話)。
■これまでのあらすじ
摂食障害になり、精神科病棟に入院した主人公・ミモリ。「退院したい」と主治医に抗議しますが、「いい加減にしないさい!」と怒られてしまいます。ミモリの話を聞いたトガワは、ミモリの気持ちを理解しつつも、厳しくされるのは「期待されている証拠」と話します。入院生活が2度目となるトガワは、自分は周り期待されていないと感じているため「少しうらやましい」と話すのでした。ミモリも、先生や看護師がやみくもに怒っているわけではないことは理解していました。しかし「誰のための、何のための入院なのか」と痛いところを突かれ、涙が止まらなくなったミモリ。しかし翌日、すべてを素直に受け入れられるほど大人ではないけれど、自分には踏ん張る力はあるはずだと感じ、鉄格子を見ながら「絶対外に出てやる」と思うのでした。

