コミックエッセイ:精神科病棟の青春
「2人の気持ちがわかる」母との関係を心配した同室の人 あることを提案されて…【精神科病棟の青春 Vol.14】
この漫画は書籍『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』(著:もつお)の内容から一部を掲載しています(全19話)。
■これまでのあらすじ
摂食障害になり精神科病棟に入院した女子高生のミモリ。看護師さんに髪を洗ってもらいながら、幼い頃に母が髪を乾かしてくれたことを思い出します。入院してから1週間が経ち、翌日に母との面会を控えたミモリ。ご飯が食べられるようになった自分を見たら、母はきっと驚くはずだと想像し、久しぶりの再会に心が弾みます。しかし、あれほど楽しみにしていた面会は、思いもよらぬ方向へと進んでしまいます。母は決してミモリを傷つけるつもりではなかったようですが、励ましの言葉がミモリの心をさらに追い詰めてしまい…。イライラが募ったミモリは思わず「お母さんに会わなきゃよかった」と言ってしまうのでした。