コミックエッセイ:精神科病棟の青春
「外の空気が吸える!」入院して1ヶ月…久しぶりに学校に行けることに【精神科病棟の青春 Vol.17】
この漫画は書籍『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』(著:もつお)の内容から一部を掲載しています(全19話)。
■これまでのあらすじ
摂食障害で精神科病棟に入院したミモリ。新しく入院してきた男性・ジヨンに突然「つらくないんですか」と声をかけられます。「僕はつらいです」と正直に言う彼に、何も言うことができなかったミモリ。寝る前にその言葉を思い出し「つらくないわけないじゃん」と心の中で叫びます。周りの人たちに助けられ気持ちが楽になった時もあるけど、元の自分が少しずつ失われていくようで怖い…と睡眠薬なしでは眠れない日々。しかし翌日、「顔色がよくなったね」声をかけられたミモリは、「一見変わりがないようでも、みんな少しずつでも前向きに変わっている」と気づきます。少しずつ少しずつ、自分も良くなっている、と希望を感じるのでした。