コミックエッセイ:子どもが欲しいかわかりません
ボロボロになって仕事を休職…自分の知らなかった一面に戸惑い【子どもが欲しいかわかりません Vol.7】


今が踏ん張り時だと信じ、ボロボロになりながら仕事に励んでいたカナコ。しかし、クライアントの都合で急遽その案件が中止になり、呆然としてしまいます。
「よくあること」と言い聞かせても、限界まで頑張った末にすぐキャンセルされる現実に、虚しさが募るばかり。翌日からカナコは起き上がることができなくなり、ついに会社を休職することになりました。
すでに付き合っていたリョウに支えられても、未来への不安が消えないカナコ。そんな彼女を放っておけないリョウは、ある日タイミングを見計らって「一緒に暮らそう」とプロポーズしてくれたのです。
自分を大事にしてくれるリョウの言葉に救われたカナコ。しかしその一方で、「次のライフステージに進む人になれる」と世間体を気にしている自分に気づき、その醜さにゾッとするのでした。
次回に続く(全14話)「子どもが欲しいかわかりません」連載は7時更新!
『子どもが欲しいかわかりません』
著:大町テラス(KADOKAWA)
「子どもが欲しいかわかりません」はこちら
主人公・青木カナコは、30代後半に差し掛かり、ライフステージが変わっていく友人たちに戸惑っていました。いつか自分にも訪れると思っていた妊娠と出産ですが、これまで「子どもが欲しい」と思ったことがなかったのです。母親になることへの不安やキャリアとの両立に葛藤しながら、カナコが出した答えは…