くらし情報『2010年から妊婦健診の検査項目にも追加―「HTLV-1」って、どんな病気?』

2014年7月6日 12:48

2010年から妊婦健診の検査項目にも追加―「HTLV-1」って、どんな病気?

2010年から妊婦健診の検査項目にも追加―「HTLV-1」って、どんな病気?
インフルエンザや風しんが騒がれるなか、意外と知名度の低いHTLV-1。2010年から妊婦健診の検査項目にも追加されているように、母子感染の危険性があるのはご存じだろうか?

1980年に発見されたHTLV-1ウィルスは、残念ながら現在も治療方法が見つからず、感染すると生涯持ち続けることになる。ただし潜伏期間が40年と長いので、なにも起きないひとも多く、母乳を飲ませなければ赤ちゃんにうつることもない。

検査で陽性といわれても、あわてず騒がず落ち着いて行動するのが大事なのだ。

■95%のひとは、なにも起こらない

HTLV-1の正式名称は「ヒトT細胞白血病ウィルス」で、その名の通り白血球の1つであるTリンパ球に感染するウィルスだ。発見されたのは1980年だが新種のウィルスではなく、縄文時代から存在したと考えられている。

このウィルスが体内に入ると、

1.ATL(成人T細胞白血病)…白血病やリンパ腫

2.HAM(HTLV-1関連せきずい症)…歩行困難、排尿障害

3.HU(HTLV-1関連ぶどう膜炎)…視力低下、眼の充血

のいずれかを引き起こす場合がある。

残念ながら治療法が見つかっていないのだが、同時に発症率が低いのが救いで、発症率、潜伏期間、男女比をあげると、

1.ATL…4~5%/40年以上/(男)

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