くらし情報『毛利元就の「三本の矢」は、作り話だって本当?』

2014年11月2日 19:46

毛利元就の「三本の矢」は、作り話だって本当?

毛利元就の「三本の矢」は、作り話だって本当?
戦国大名、毛利元就(もうりもとなり)。教科書などではあまり触れられることはないが、ドラマや小説などに取り上げられることが多く、歴史にあまり興味がなくとも、名前を聞いたことはあるだろう。

この元就の有名な逸話と言えば「三本の矢」である。一本では折れてしまう竹の矢も、三本合わせれば折れない、という話はご存じだろう。しかしこの美談はどうやら作り話。晩年に三人の息子を集めて、竹の矢で実演した風に伝えられているが、長男・隆元はこの頃すでに他界しているので参加不可能。

この内容は約三メートルもの手紙で個々に送られたものだったのだ。

■元就は説教がお好き

「三本の矢」は、元就が死の間際、三人の息子を呼び遺言として聞かせたとされている。しかし、史実と照らし合わせると、その場面はありえない。元就が死去したのは1571年。それより八年も前に長男は亡くなっているからである。

ではどこから「三本の矢」の話が出て来たのかというと、元就が家督を長男に譲った際、兄弟の結束を呼びかける手紙に書かれていた内容だった。これは「三子教訓状(さんしきょうくんじょう)」と呼ばれ、「本家・毛利のために尽力しなさい」というものだった。

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