くらし情報『東京タワーを見下ろす上空1万m #東京と働く。』

東京タワーを見下ろす上空1万m #東京と働く。

2018年3月9日 18:10
 

東京タワーを見下ろす上空1万m #東京と働く。

どうも、大学進学とともに田舎から東京に放流された北海シャケ子です。

シャケ子の地元は午後6時の時点で、すでに真夜中くらいの錯覚に陥る。なぜなら、日の沈みが早く、お店も壊滅的にないので、あたり一面真っ暗になるから。しかも外には、人っ子ひとりいない。家から一番近いコンビニですら、歩いて10分かかる脅威のド田舎っぷり。おまけに夜12時には閉店する。もしかすると、ここは発展途上国なのかもしれない。夜、友だちと遊ぼうにも、よくあるチェーン店の居酒屋に寂れたカラオケだけ。カフェなんてない。そう、この街にはすずめの涙ほどのコンテンツ力しかない。

家では、母親が執事のようにせっせと世話を焼いてくれる。黙っていても次から次へと勝手に出てくるごはん、遊びに行くときは、必ず車で送り迎え。ここだけ見ると、まるでぬるま湯につかるような生活だ。

だけど、感謝するのと同時に息苦しさも感じる。ここには自由も選択肢もない。

おかげさまで、東京に帰る日は解放感しかない。帰り日の飛行機は、決まって夜。そして窓際の席は譲れない。新千歳空港の搭乗手続きで、血眼になって窓際の空席を探しているでかい女がいたら、それはシャケ子だと思っていい。

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