六曜の一つである「先勝」は「急ぐことは良いこと」「午前中のうちに行うことが良い」という意味ですが、先負は前段でも触れた通り、「急ぐのは良くない」「午前中は良くない、午後以降は良い」とされている日です。
先負の吉な時間は正午からですので、縁起を担ぎたい物事に関しては午後12時以降に行うと良いでしょう。
■先負の日の午前中に行うのは避けるべきこと
先負の日でも、「午前中は良くないが午後(12時以降)なら良し」とされることがあります。
ここでは「午前中に行うのは避けるべき」という行事などを紹介します。
◇入籍・結婚式
入籍の場合、先負の日であっても午後に婚姻届を出せば縁起が悪いということはありません。「大安」よりも役所の窓口が込み合わないというメリットもあります。
また結婚式の場合、お祝い事で縁起が良いとされているのは「大安」「友引」、そして「先勝」の午前中です。
そのため、それらの日は式場が混み合っていることが多く予約が取れないこともあるでしょう。
「先負」でも身内のみの式で親族がこだわらないということであれば気にしなくて良いでしょうが、さまざまな方がいらっしゃる披露宴などは考えもそれぞれなので、「先負」
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