年齢を重ねるごとに悩みの増える「ファッション」。「そろそろ“一生もの”を買うべき?」「プチプラ服を着ると安っぽく見えるようになってきた……」「スタイルの系統を変えた方がいい?」などなど……。何にどれだけお金をかければいいか、判断が難しいですよね。
そこで今回は、ファッションのスペシャリスト3人に「やって良かった自己投資」を教えてもらいました。
■スタイリスト・安藤眞理さんの場合
私はスタイリストとしてこれまでたくさんのファッションに関わるものに触れてきました。40歳を過ぎたくらいからこれまでの経験を生かして少しずつ投資しているものは、少し高価でも長く愛せる、ファッションのメインアイテムです。
例えば、バレンシアガのライダースジャケット、CELINEのムートンコート。ワンピースなら、ベーシックだけどその好きなブランドのアイコン的なもので、かつ合わせやすいもの。靴なら作りや品質が良かったり、デザインが定番だったり、自分のスタイルにどれも合わせやすかったりするもの……。このような観点で、少し高くても日々のスタイリングにどれだけ使えるかを考えてきました。
「上質=特別な時の物」と考えると出番が少なくなってしまうので、上質だけど普段のスタイルに取り入れられる物を選ぶのがポイントです。
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