本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「外題」の読み方です。
“がいだい”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「外題」の読み方は?
「外題」は、そのまま読むと“がいだい”か“そとだい”ですが、そんな読み方はしないんです。では、二つを合わせてなんと読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“げだい”と読みます。
■「外題」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「外題」の意味は以下のように解説されています。
げ‐だい【外題】
1 書物・掛け軸などの表紙に記してある書名・題名。→内題
2 上方で、歌舞伎や浄瑠璃の題名のこと。江戸では、名題 (なだい) という。芸題。
3 古文書で、申文 (もうしぶみ) ・解状 (げじょう) などの上申文書の端や奥などに、上位者が申請内容に対する裁決・認証の旨を記したもの。
書物の表紙に記すその本の名前のこと、歌舞伎・浄瑠璃における題名のことを「外題」
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