新生活シーズンが始まり、これを機に自炊を始めたという人もいるのではないでしょうか?
レシピサイトなどをみていると、時折登場する“調理酒”という文字。
材料に書いてあるからなんとなく使ってはいるものの、どんな役割があるのか知って使っている人は意外に少ないかもしれません。
そこで、今回は料理酒の基本や便利な使い方などを「日の出」ブランドで知られる「キング醸造」に聞いてみました。
■料理酒の役割とは?

何気なく使っている料理酒ですが、「お酒で何か変わるの?」と思っている人も少なくないはず。
料理酒とは、米、米こうじ、食塩などを原料とした、料理に特化した醸造調味料で、清酒よりも原料であるお米の表層を削らないため、有機酸やアミノ酸を多く含んでいます。
この有機酸やアミノ酸は、料理にうまみやコクを付ける働きがあるため、料理酒は料理に向いているのです。
また、食塩が入っているかどうかも清酒と料理酒の大きな違いとなっています。
食塩が加わっていない料理酒はお酒として扱われないため、酒税がかからず清酒よりもお手頃に買えるというもの特徴です。
そんな料理酒には、次のような役割があります。
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