10年後の「なりたい自分」をかなえるために。キャリアウーマンと一緒に考える「キャリアオーナーシップ講座」レポート
同じ職場、同じ環境で働いていると、見知ったメンバーと働くことができ、仕事の効率が良くなるなどのメリットもありますが、新しいスキルが養いづらいというデメリットもあります。
doda副編集長・川嶋さんのお話によれば、自らのキャリアを主体的に考えるためには「世の中と自分を知ること」が大切なのだといいます。まずは「社会の現状」について、データを参照しながら学んでいきます。
「仕事内容も働き方も自分で意思決定を行ってきた方は、データで見ても仕事への満足度が高いです。そして近年、転職意欲を持つ女性はどんどん増えてきています。仕事における選択肢を見てみることを、前向きに考えている女性の数は増えてきています。転職後の平均年収もこの4年で増加傾向となっており、この先も上がっていく傾向だと考えられます」
現在、転職市場で人気なのは「リモートワーク可」の企業。しかし、家事や育児を並行しながら仕事を続けたい女性の数は増えており、倍率も高くなっているそう。
一方で副業に関しては、まだ行動に起こしている人が少ないといいます。こういった社会の現状を考えながら、自分の価値観の棚卸しを行うことで今後のキャリアについて主体的に考えてみようというのが、ウェビナーの趣旨でもあります。