10年後の「なりたい自分」をかなえるために。キャリアウーマンと一緒に考える「キャリアオーナーシップ講座」レポート
後半はワークを行い、今までの仕事内容から培った自分のスキルや経験、そして生活における比重がどこにあったのかを考えていきます。
ポイントは、仕事や生活を通して何を快・不快に感じたかに目を向けること。それこそが自分の価値観であり、価値観に沿った働き方や仕事内容を考えることで、今の自分が養っていくべきスキルや、どんな会社が合っているのかが見えてくるのだそうです。
どんな人から仕事を頼まれやすかったのか、どんな人と働くのが楽しかったか、チームの中で自分はどんな立ち位置だったか……自己分析がしっかりできると、現状自分がいる場所が合っているかなども見えてきます。今の自分の価値観と、現在の職種が合っていないなら、転職や異動を考えてみたり、そのために新しいスキルについて学んでみるのもひとつの手。
このように、自分を知ることによって、今の自分に必要なもの、今の自分が楽しいと思える仕事や職場環境を考えていくことで、キャリアの手綱を自分で握れるようになっていきます。
女性は自分の価値を過小評価する人が多く、スキルを自己申告するのが苦手な人も多いといいます。ワークを行うことで、自分の能力を自覚するきっかけにもなるのだそう。