登場人物みんなダメ!? 予想だにしない斜め上のハッピーエンド疑惑【わたしの宝物#第9話】
※このコラムは『わたしの宝物』9話までのネタバレを含んでいます。

■水木、職権濫用でキャットファイト
冬月(深澤辰哉)が愛した女、美羽(松本若菜)の顔を一目拝もうと、めちゃくちゃ職権濫用し、仕事のていで美羽を呼び出した水木(さとうほなみ)。

冬月に肩入れしすぎるあまり、美羽=悪女としか見えておらず、最終的には水をぶっかける昭和な嫌がらせをする始末。
不倫って2人が双方悪いので、一方の責任でも過失でもないもの。ですので、悪人は美羽だけじゃなく、大好きなその冬月の選択でもあるんですが、冬月の過失は好きフィルターで薄まっているようです。
「夫と子どももいるのに不倫した」と、これまた彼女も真琴(恒松祐里)と同様に自分の思い込みで美羽を批判。事実は子どもが生まれる前に一度不倫をしてその結果子どもが産まれてしまったわけですが……。
■初めて美羽が言い返した瞬間

しかし、今までどんな時も肯定も否定も言い訳もしなかった美羽が、ここで初めて言葉でやり返していたのは少し痛快でしたね!
「冬月はただの友人です。それがどうして不倫になるんですか?よっぽど好きなんですね。冬月さんのこと。
嫉妬ですか?私に文句を言う前に冬月さんとお話になったら?」