リアルなZ世代たちの群青劇がスタート! シゴデキ編集者の「リア恋男子」現る【未恋~かくれぼっちたち~#1】
※本コラムは『未恋~かくれぼっちたち~』第1話までのネタバレを含みます。

■通称“かくれぼっち”たちの群像劇がスタート!
出版社のマンガ編集部を舞台にしたZ世代たちの群像劇『未恋〜かくれぼっちたち〜』(カンテレ・フジテレビ系/以下『未恋』)が、1月9日にスタートしました。
ちなみに、Z世代とは一般的に1996年から2012年までに生まれた世代を指すらしく。1996年生まれ(ギリZ世代!)のわたしは、『未恋』が始まるのを心待ちにしておりました。あまりにもギリギリすぎるので、自分をZ世代に当てはめてもいいものか悩むところではありますが……(そこは置いておいて)。
Z世代に関わらず、スマホが誕生してから人々が孤独を感じることって減ってきていると思うんです。
例えば、寂しさを感じたとしても、スマホを開けばたくさんの人とリアルタイムでつながることができる。しかし、LINEに何人も“友達”がいたとしても、心から信頼できる友達がいるのかは別問題。
居場所はあるはずなのに、なぜか虚しくて寂しいというのが、Z世代が抱える言葉では言い表せない孤独感なんです。

そんなZ世代の孤独感をいちばん体現しているのが、売れっ子アイドル漫画家のゆず(弓木奈於)。