くらし情報『「オスカー・ニーマイヤー展」東京都現代美術館で開催 - 世界遺産を生んだブラジル・モダニズム建築の父』
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ブラジルのモダニズム建築の父、オスカー・ニーマイヤー。ブラジル国内を中心に、主要な建築の設計を手がけてきた彼は、これまでアメリカ建築家協会ゴールドメダル、プリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞など数々の建築賞、レーニン国際平和賞など数々の賞を受賞してきた世界的建築家だ。展覧会では、2012年に104歳で亡くなる直前まで精力的に設計を続けていた彼の、ほぼ1世紀にわたる建築デザイン活動の全貌を、図面、 模型、写真、映像などによって紹介。そのユニークな創造性の秘密を探る。
会場デザインを手掛けたのは、ニーマイヤーに大きく影響され彼を敬愛してきたという、日本を代表する建築事務所のSANAA(妹島和世・西沢立衛)。ブラジルの光をおもわせる白を基調とし、ダイナミックでモダン、かつ有機的な曲線で会場を構成する。
展示も見所たっぷりだ。まず注目したいのは、様々なサイズで展開される、オスカー・ニーマイヤーの代表的建築物の模型。…