くらし情報『「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」東京・汐留で開催 - 20世紀美術を切り拓いた芸術家』
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フランス北西部に位置するブルターニュ半島の小さな村、ポン=タヴァンは、その壮大な自然と明るい光、そして現地の人々に連綿と受け継がれる伝統文化に惹き付けられ、多くの芸術家が創作活動のために訪れた村。巨匠ゴーギャンもそのうちの1人で、何度もこの地を訪れている。
ゴーギャンはポン=タヴァンで、エミール・ベルナールらと「印象派」を超える新しい絵画を追求し「総合主義」を見出す。「総合主義」は、現実と人間の想像力を1つの画面の中に構成するスタイルのことで、この他に、若き画家ポール・セリュジェへのゴーギャンの指導は「ナビ派」の結成にも繋がった。
本展には、ブルターニュ地方のカンペール博物館とブレスト美術館、そしてデンマークのニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館などから出品される、ゴーギャンやポン=タヴァンの画家たちの作品73点が展示。日本では22年ぶりとなる本格的展覧会で、ゴーギャン作品11点のうち、5点が日本初公開だ。…
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