ユキトリヰインターナショナル 2016年春夏コレクション - もりはささやく、光と風を味方にして

秀逸だったのは、城戸の作品をそのまま落とし込んだアイテム。ドレスにプリントされた油絵は、同じ絵を施したシアーな素材で包み込まれ、新たな立体感のある模様を形成していた。クライマックスには、城戸真亜子が描く『もりはささやく』をダイナミックかつエレガントに再現したドレスも。光と風を味方につけ、まるで生命が吹き込まれたように揺れ動き、会場全体を圧巻した。

こうして、華やかなショーは、デザイナー・鳥居ユキと画家・城戸真亜子にむけた温かい拍手喝采とともに終わりを告げた。

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