くらし情報『関西の抽象美術を率いた「具体」の本質に迫る、東京初の大回顧展を国立新美術館で開催中』

2012年7月24日 19:45

関西の抽象美術を率いた「具体」の本質に迫る、東京初の大回顧展を国立新美術館で開催中

関西の抽象美術を率いた「具体」の本質に迫る、東京初の大回顧展を国立新美術館で開催中

1954年、関西の抽象美術の先駆者・吉原治良をリーダーに、阪神地域在住の若い美術家たちで結成された前衛美術グループ「具体」(具体美術協会、1972年解散)の展覧会が、東京・六本木の国立新美術館で開催されている。約150点の作品から、「具体」の18年間の活動の全体像から本質に迫る本展では、海外に流出した作品の約半世紀ぶりの里帰りも実現。また、近年発見された1955(昭和30)年の記念すべき第1回具体美術展を収めた幻の映像も公開される。

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「具体」という名に込められたのは、「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示したい」という思い。彼らは、「これまでになかったものを作れ」という吉原の厳しい指示と、公園や舞台、空中を使う展覧会など吉原が繰り出す企画に刺激され、奇想天外な発想でユニークな作品を次々と生み出した。当時の日本は高度経済成長期。敗戦から奇跡的な復興を遂げた日本を象徴するかのようなチャレンジ精神、創造的なエネルギーがその作品たちにはあふれている。

しかし、「具体」は当時、日本国内ではほとんど注目されなかった。一方で海外では高い評価を受け、欧米の美術界では"GUTAI"の名で広く知られており、回顧展が何度も企画されてきた。


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