くらし情報『資生堂アートハウス「香水瓶の世紀」展レポート。ボトル、香水液、色彩で五感を刺激する香りという文化』

2015年11月23日 10:00

資生堂アートハウス「香水瓶の世紀」展レポート。ボトル、香水液、色彩で五感を刺激する香りという文化

その象徴である香水製造はとりわけ重視したという。そんな資生堂の膨大な収蔵品であり、神髄と言っても過言ではない香水瓶を「いつかはこの場所で香水瓶の歴史に名を刻む数多の香水瓶のコレクションを皆さまにご覧頂きたいと考えていました。しかし、文化的な価値が高い、極めてデリケートなものであるため、展覧するまでには歴史的事実の確認などに思いの外たくさんの時間を要してしまいました(資生堂アートハウス 参事 学芸員 丸毛敏行さん)」

今回の展示で注目したいのは、ドルセー社の「彼らの魂」(1914年、ルネ・ラリック)。ラリックがロシア風のティアラ(宝冠)からインスピレーションを受けたと伝えられているこの作品は、装飾的なラリックらしさ溢れるデザインであり、洋の東西が解け合った美しさに圧倒される。その香水のボトルデザインに時代の変遷を見、その象徴的な作品の一つだと思えるはずだ。

そんな文化の歴史をも伝える、今回展覧された収蔵品以外にも資生堂には貴重な香りの作品が数多く眠っている。

アートハウスに隣接する企業資料館で大切に保管されている所蔵品のひとつを、今回特別に紹介頂いた。「練香油 梅(1921年発表)」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.