くらし情報『資生堂アートハウス「香水瓶の世紀」展レポート。ボトル、香水液、色彩で五感を刺激する香りという文化』

2015年11月23日 10:00

資生堂アートハウス「香水瓶の世紀」展レポート。ボトル、香水液、色彩で五感を刺激する香りという文化

である。

「梅」は、資生堂の香水の黎明期を支えたブランドの一つであり、初代社長の福原信三の化粧品作りに対する考え--化粧品には、人間の五感のうち、内容液の香りに関わる<嗅覚>、ボトルに触れたり、内溶液の感触に関わる<触覚>、パッケージやレーベルのデザイン、内溶液の色彩や、ボトルの形状に関わる<視覚>という、3つの感覚が同時に関係することから、人間にとって、ある種の「特殊な感情を湧出することが出来る」(出典:展覧会図録『香水瓶の世紀」P.24「福原信三はなぜ香水製造を重視したのか』より抜粋)--をも投影したものでもある。そして、後に誕生する「香水花椿」への美しい遺伝子を生んだ一つとも感じられるだろう。

香水瓶という美しき文化の歴史とその変遷を辿る展覧会は、資生堂の文化の神髄に触れる喜びをも感じられるものだ。

<information>
「香水瓶の世紀-バカラとルネ・ラリックを中心に-」
資生堂アートハウス(静岡県掛川市)
後期:ルネ・ラリック幻視のファンタジー公開中~12月13日(日)
休館日:月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日休館)
開館時間:10時~17時(入場は16時30分まで)

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