くらし情報『「ポンピドゥー・センター傑作展」が上野で開催中!ピカソ、マティス、デュシャン、クリストなど約70点が集結』

2016年6月16日 10:00

「ポンピドゥー・センター傑作展」が上野で開催中!ピカソ、マティス、デュシャン、クリストなど約70点が集結

アンリ・マティス 《大きな赤い室内》 1948

Photo: Bertrand Prevost-Centre Pompidou, MNAM-CCI


「ポンピドゥー・センター傑作展」が、9月22日まで、東京・上野の東京都美術館で開催されている。1977年、パリの中心部に開館したジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター(通称ポンピドゥー・センター)は、国立近代美術館・産業創造センター、公共情報図書館、音響音楽研究所などで構成され、現在は年間約500万人が訪れるパリの文化拠点となっている。むき出しのパイプやガラス、透明なチューブ状のエスカレーターで築かれた工場を思わせる建物は、レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースにより設計され、開館当時は議論を巻き起こしたという。同センターの中核をなす国立近代美術館は、20世紀初めから現代までの作品を約11万点所蔵する世界有数の美術館であり、2000年には大規模なリニューアルが行われ、展示面積が拡大。2010年5月にはフランス北東部ロレーヌ地方にポンピドゥー・センター・メッスが開館。ポンピドゥー・センターの分館として、芸術や創造の可能性を広げ、人々が交流できる場となっている。本展では、パブロ・ピカソの代表作《ミューズ》が初来日を果たす他、アンリ・マティスの世界観が色鮮やかに発揮された《大きな赤い室内》、マルク・シャガールが愛妻ベラとの幸福な時間を表現した高さ2メートル超の大作《ワイングラスを掲げる二人の肖像》、自転車の車輪とスツールを組み合わせマルセル・デュシャンの動くキネティックアート《自転車の車輪》、紐や布、ビニールを使って梱包し、新しい芸術を実践したクリストの《パッケージ》など巨匠の傑作から、日本ではあまり知られていない画家の隠れた名品までを一挙公開。

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