2016年11月7日 11:00
史上初、渋谷センター街でHAPPENINGがストリートランウェイ決行
2020年の東京オリンピックに向けて、渋谷からの文化発信を目的にファッションのインキュベートを目指すTSUTAYAが中心となって、これまで許可の下りなかったセンター街でのファッションショーを警察の許可を得て実現した。ショーは16時にスクランブル交差点の正面のTSUTAYAからスタート。センター街約80mをモデルとダンサーが警備員に守られながらパフォーマンス。その後TSUTAYAの6,7階のブック売り場、カフェを使用してインスタレーションが行われた。発表されたコレクションは「山本寛斎をリスペクトしている」というヴァネッサナオミの着物や帯、資材をチャンプルーしたアッサンブラージュのようなコスチュームからスタート。構築的なシルエットを柔らかな曲線とフォトプリントでデニムの新しい表現を試みたKOSHIRO EBATA、アフリカのトライバルなモチーフをクチュールラインとして立体的に仕上げたMEGMIURA、配水管のプラスティックパーツを使いDIYとファッションをジョイントさせたTAKUMA、レースとメタリックな素材をクラシカルなドレステクニックで未来的に表現したQUALWIN、東京らしいストリートファッションとモードをカットアップしたTENDER PERSONと、見せ方はイベントとしての統一感が図られつつも、それぞれオルタナティブな作品が陶器のマスクとコラボレーションされ、発表された。