2016年12月13日 13:00
世界大会での受賞作も続々発売、パティシエ エス コヤマ今年のショコラは「自然と人の共存」がテーマ
兵庫県三田市の洋菓子店「パティシエ エス コヤマ」がこの冬に発売するパリやロンドンの世界大会での受賞作を含んだ「SUSUMU KOYAMA'S COLLECTION」。その発表会が去る2016年11月29日、品川のストリングスホテル東京インターコンチネンタルにて行われた。自らの言葉で商品への想いを伝えることを大切にしているオーナーパティシエ・ショコラティエ小山進氏の熱のこもった解説で、1粒1粒のショコラの創作秘話が余すところなく伝えられた会となった。今年のショコラのテーマは「自然と人の共存」。2016年は新たに創り出されたショコラは65種類。そこから4種類に絞り込み、パリで行われるC.C.C.コンクールに出品し、最高位のゴールドタブレットを獲得したのが「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY2016」(税込1,728円)だ。「醤油ヌーヴォー」「鳳凰単叢蜜桃香&マンゴー」「コーヒーチェリー(ゲイシャ)&ライチ」「奈良漬プラリネ」それぞれに逸話があるが、なかでも「奈良漬プラリネ」は実は奈良漬が嫌いだった小山氏が京都の「Ryoriya Stephan Pannel」のステファン氏との出会いにより開眼。