2017年11月19日 19:00
1月に伊フィレンツェでアンダーカバーとソロイストが合同ショー開催--ピッティ・ウオモ・イベントディレクター、ラポ・チャンキに聞く【INTERVIEW】
フィレンツェという街と、この二人のコレクションが観客にとって無限のインスピレーションを与えてくれると確信しています。
Q:ラポさんが考える新しい流れを創造できるデザイナーとは?
ラ:ライフスタイルに則した新しい言語で話せる人に注目しています。マーケットの傾向に左右されるだけのブランドではなく、自分たちのライフスタイルに沿ったクリエイションのできる人に興味を持っています。例えば”アーティスティックな”というと、何か高尚な文化的背景を期待しているかのように聞こえますが、必ずしもそうではなく、若い世代が楽しいと思っているリアルライフのカルチャーを、ファッションにトランスフォームできているということです。
Q:確かにこの数年ピッティ・ウオモが招聘したデザイナーは、新しい言葉を持っている人たちでした。
ラ:前々回にピッティ・ウオモでショーを行ったラフ シモンズ(RAF SIMONS)やビズビム(visvim)、ゴーシャ ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)、前回のオフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)、J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)