くらし情報『宇多田ヒカルが惚れた才能――異色のSSW・小袋成彬がプレミアムライブでみせた迫真の芸術【レポート】』

2018年3月2日 20:00

宇多田ヒカルが惚れた才能――異色のSSW・小袋成彬がプレミアムライブでみせた迫真の芸術【レポート】

初登場1位を記念してのもの。集まったのはメディア関係者と、抽選で選ばれた幸運なオーディエンス数10名。さらに、その応募数があまりにも多かったため、当日はSpotify Japanの各種SNSで生配信も行われた。

予定されていた時刻を少し過ぎた頃、小袋成彬とバックの演奏を務める2人が物々しい機材に囲まれたステージへ現れた。そして、すでにネット上にUPされている『小袋成彬 1stアルバム「分離派の夏」ティザー映像』が上映されると、たちまち空気がピンと張り詰める。彼がソロアルバムを作ることになった理由、そして「芸術とは何か」を問い質すかのような映像は、これから始まるライブパフォーマンスに対して、そして彼の作り上げる作品の世界観へと我々を没入させるかのような演出だ。

宇多田ヒカルとの共演曲“Lonely One feat. 宇多田ヒカル”を含む7曲を披露しながらも、MCはなし。後の取材時には、「ライブは自身の作品を再解釈する行為」と語っていた通り、オーディエンスを前にしながらも、あくまでも内省的に自己と向き合い続ける様は、どこか鬼気迫るような迫力すらも感じさせた。
もちろん、宇多田ヒカルに「この人の声を世に送り出す手助けをしなきゃいけない」

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