2018年3月30日 18:00
『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞ノミネートのティモシー・シャラメ主演映画【週末の短編映画】
あどけない少年の表情を魅せるティモシー。大人になるちょっと手前、でも子どもじゃない。背伸びをしてかっこつけたくもなる一方で、うまくいかずに堪えるモヤモヤとした時間。ティーンエイジャーの微妙な心の動きを写し撮った映画だと言えます。
さて、本作で主人公と友人の二人がくるくると回している板。タイトルともなっている「サインスピナー」とは、広告のボードを回すパフォーマンスのこと。舞台はリーマンショック後のアメリカの田舎町。すさんだ世相の中でも少年たちは黙々とボードを回す。
その姿の逞しさ、大人には真似のできないひたむきな姿勢に胸が打たれます。
【作品情報】
『サインスピナー(原題: Spinners)』
監督:Erik Barnes
制作国:アメリカ
ジャンル:ドラマ
制作:2013年
上映時間:13分
受賞歴:ニューオリンズ映画祭 2012 (アメリカ)、インディー・メンフィス 2012 (アメリカ)
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