2018年6月26日 10:30
ヴァージル・アブロー劇場の幕開け、新生ルイ・ヴィトン メンズ【2019春夏メンズ】
上空でドローンが浮かんでいるが、俯瞰で見る景色は壮観だろう。
全身白のモデルが次々に歩いてくる。ネオプレーンのベルベットに“モノグラム”が施されたトップス、オーガンジーのパーカーにも“モノグラム”、デニム、洗いをかけたカーゴパンツ、ミンクジャケット、クロコダイルのレザートレンチ、レインポンチョ、レザースニーカー、全て白。ユーティリティポケットの付いたレザーベストにカーゴパンツ、赤のグローブに赤のアクセントが効いたスニーカーブーツのスタイルまで前半の17ルックは圧巻だ。
キャメルのジャケットに合わせられたキルティングされた蛍光イエローのベスト、マルチカラーのタイダイのアノラックや同柄のオーガンジーのシャツなども蛍光イエローのアイテムが効果的に配される。白にトープ、黒、赤とタイダイされたパターンは様々なアイテムで展開され、全身赤のルックに流れていく。再びキャメルのレザー赤のルックを挟み、蛍光オレンジのベストにターコイズのサテンシャツ、カーゴパンツ、蛍光イエローの胸当てにターコイズのユーティリティポケットの付いたシャツと、まるで老練なDJの選曲のような流れでショーが進行する。オーバーサイズのデニムジャケット、“モノグラム”の透明カラーの「キーポル」