くらし情報『霧のアーティスト・中谷芙二子の個展が水戸芸術館で開催。屋外と屋内に新たな「霧の彫刻」を展示』

2018年10月4日 14:00

霧のアーティスト・中谷芙二子の個展が水戸芸術館で開催。屋外と屋内に新たな「霧の彫刻」を展示

また、中谷が中心となり、最も精力的に動いたE.A.T.東京の記録も紹介。1971年にストックホルム国立近代美術館の「ユートピア&ヴィジョンズ 1871-1981」展のためにE.A.T. が企画した「ユートピア Q&A1981」のアーカイブを展示。ストックホルム、ニューヨーク、アーメダバード、東京の世界4都市を通信機器テレックスでつなぎ、10年後の未来を市民が互いに語り合い、質問と回答を交わしあうプロジェクトが行われた。これはインターネットが普及するずっと前に、他国の見知らぬ市民同士がやりとりした画期的な活動で、当時のトピックをめぐる熱い議論は現代の視点から見てもハッとさせられる。

霧のアーティスト・中谷芙二子の個展が水戸芸術館で開催。屋外と屋内に新たな「霧の彫刻」を展示
《オパール・ループ/雲 》フォグスクリーン・インスタレーション、#74490、2002(参考図版)「E.A.T.─芸術と技術の実験」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])展示風景より、コラボレーション:トリシャ・ブラウン(コレオグラフィ)
撮影:西川浩史
60年代後半に登場した雑誌「ホール・アース・カタログ」が、消費社会から自立した生き方を示し、DIYカルチャーが広まりを見せるアメリカ。

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