『Purple』最新刊、パリ特集【ShelfオススメBOOK】
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。
■『Purple #31 The Paris issue』
フランスを代表するインディペンデントファッション誌『パープル(Purple)』の最新号となる31号は、パリを特集。
パリの時代の再来だ。1992年、私たちがこの雑誌を立ち上げた頃、当時のパリはとにかく保守的で進行が遅く、変化とは正反対の街だった。そのため我々は、新しい発見を求めてロンドン、ベルリン、ニューヨーク、東京まで飛ばなくてはならなかった。しかし、そんな時代は終わったのだ。
今回、約30年の『Purple』の歴史上初めて、色々な意味でこのフランス雑誌の美学を形作ってきた街、パリにフィーチャーした号を発行する。
――オリヴィエ・ザーム(Olivier Zahm)
荒木経惟の撮るプラダ(PRADA)、パオロ・ロヴェルシ(Paolo Roversi)の撮るコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)