くらし情報『アートな香水瓶の軌跡を辿る展覧会が箱根のポーラ美術館で開催中』

2019年12月4日 11:00

アートな香水瓶の軌跡を辿る展覧会が箱根のポーラ美術館で開催中

アートな香水瓶の軌跡を辿る展覧会が箱根のポーラ美術館で開催中
ルネ・ラリック 香水瓶「ダン・ラ・ニュイ(夜中に)」原型制作:1924年、ウォルト
会場は、第1章「オートクチュールメゾンによる香水のはじまりと発展」、第2章「20世紀における香水メゾンの戦略」、第3章「モードとシュルレアリスムの出会い」、第4章「戦後から現代へ続く香水瓶」で構成。ラウル・デュフィとテキスタイルのデザインなどでコラボレーションしたポワレを起点とし、ダリを始めとするシュルレアリスムのメンバーと親交を持ち、彼らの前衛的な表現をとり入れたエルザ・スキャッパレッリ、そしてボトルデザインが定番として発表当時から現代まで続いているクリスチャン・ディオール等の香水瓶を展示。ファッションの新たな表現媒体として発展した香水瓶とアートの出会いを紐解く。


アートな香水瓶の軌跡を辿る展覧会が箱根のポーラ美術館で開催中
香水瓶「パリ、クリスマス用」1940年頃 コティ
なお、同時開催の企画展「シュルレアリスムと絵画 ―ダリ、エルンストと日本のシュール」は、2019年がシュルレアリスム誕生から100年の節目となることから開催。フランスで誕生したシュルレアリスムは、理性を中心とした意識では捉えきれない新しい現実を表現することを目指して始まった。この100年で変遷を遂げたシュルレアリスムの展開と、フランスから日本、そしてアメリカ、アジアにいたるまでのシュルレアリスムの広がりを、約100点の絵画、版画によってたどる。

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