2019年12月24日 18:00
“世界へ羽ばたくZ世代”、EMMA WAHLIN:音色が映す新時代vol.5【interview】
「Technicolor」のリリックは、自分の人生ともリンクしていて。自分ひとりでいる時は、世界はそんなにカラフルじゃなかった。まるでモノクロのようだったんです。それが色々な人と関わるようになってからは、私の世界にたくさんの色彩が加えられた。そんな風に感じるんです。この曲のリリックはそういう気持ちを込めて歌っています。
――先述のSick Individualsだけでなく、他にもMatthew Tishle、Kara Maddenなど、世界的なプロデューサーと共にコラボレーションしていますが、彼らとの作業を経て気づいたこと、学んだことなどがあれば教えて下さい。
本格的なレコーディングを体験する前は、アドリブや即興を恐れていたんです。
「自分にはできない」って思っていた。でも、プロデューサーの要望に応えていくうちに、アドリブや即興で自分の色を出すのが楽しいって思えるようになって。次第に「今度はもっとこうしよう」とか「こういうのはどうだろう? 」とか、自ら考えるようにもなりました。
――作詞作曲も学ばれているとのことですが、自分でゼロから生み出す作品は、どのような方向性になりそうですか?
聴く人に私のメッセージを届けられる曲を作りたいです。