2020年11月2日 09:00
ラコステがブランドの歴史とハンドクラフトの精神をバランスよく織り交ぜた2021年春夏ウィメンズ・メンズコレクションを発表
他にも、短くしたプリーツスカート、クロップド丈のアノラック、袖を落としたパーカーなどリラックスしたスタイルに仕上げています。ポロシャツは、ボックス型の半袖ニットのようにストライプやリブ、フリンジを付けて大胆にデザインしています。
ブランドロゴの普遍性にも疑問を抱いたルイーズは、何十年にもわたるその軌跡を集め、普遍的なシンボルを新しい表現へと変えています。筆記体のプリントから刺繍、アーカイブの地球儀モチーフ、スクリーンプリントによる「Chemise Lacoste」デザインの復活まで、グラフィックがそれぞれの時代のコントラストを際立たせ、モノクロのステートメントを刻み重ね合わせています。また、1880年から刺繍や羽細工を専門とするフランスの’Lemarié’s’(ルマリエ社) との画期的なコラボレーションは、今シーズンのコラージュの精神を体現しています。ラコステは世界初の試みとして、ルマリエ社の「オートクチュール」のノウハウをスポーツアパレル分野に取り入れました。クリームカラーのスウェットシャツやオーバーサイズの白いピケポロシャツには、歴史的なジャカード織を重ねたジオメトリックなワニのアップリケが刺繍されています。