2017年8月15日 17:40
ヨウジヤマモト×蜷川実花、モノクローム写真展[ BLACKLIGHTS ]名古屋PARCOで巡回展
2人とも大好きなブランドで、ヨウジさんの服をずっと着ていました。それを見て過ごした私にとってもヨウジヤマモトは、本当に身近だったし、幼いころから憧れのブランドでした。
山本:そうですね。お父様は特に着てくれていて、彼とは本当に仲が良かったんですよね。だから、蜷川さんは小さな頃から知っていました。これまで何度も、2人とお会いする機会がありました。
Q.お互いの作品にはどのような印象を持たれていたのですか。
蜷川:ヨウジヤマモトの服には思想が入っている。
思想を身に纏えるのはすごいことだと、ヨウジさんの服を着て思います。大人になって袖を通して、服ってこんな力があるのかと体感しました。
山本:蜷川さんの作品はカラーが多いだけじゃなくて、すべてが特別な色。赤も青も、ひとつひとつが美しい。それに、「え!」って驚くような色の使い方をしています。それらに強い印象を受けていました。
Q.フォトエキシビションを共同で行うきっかけを教えてください。
山本:今回のフォトエキシビジョンは、僕から彼女へのある一種の「挑戦状」のようなもの。
カラフルな作品を作る蜷川さんに、あえてそこを我慢して白黒で表現してほしいというね。