くらし情報『「ピエール・ボナール展」が国立新美術館で開催、浮世絵に影響を受けた"色彩の魔術師"が描く絵画や版画』

2018年2月1日 19:55

「ピエール・ボナール展」が国立新美術館で開催、浮世絵に影響を受けた"色彩の魔術師"が描く絵画や版画

「ピエール・ボナール展」が国立新美術館で開催、浮世絵に影響を受けた"色彩の魔術師"が描く絵画や版画

「オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展」が、2018年9月26日(水)から12月17日(月)まで、国立新美術館にて開催される。

ピエール・ボナールは、19世紀末から20世紀前半にかけてフランスで活躍した画家。ゴーガンの周囲に集まった若い画家達が結成した「ナビ派」の一員であったボナールは、浮世絵の影響を受けながら躍動的かつ装飾性に富む作品を生み出し、"色彩の魔術師"、"日本かぶれのナビ"とも呼ばれている。

今回の「ピエール・ボナール展」は、パリ・オルセー美術館の特別協力を得た大規模な回顧展。オルセー美術館のコレクションを中心に、140点以上の作品が集結する。絵画はもちろん素描や版画、写真など多岐にわたる作品を通じて、謎多き画家ボナールの魅力に迫る。

会場ではボナールの作品をテーマ別に俯瞰できる章構成になっている。"日本かぶれのナビ"と題した章では、浮世絵のように平坦な色面構成を用いた作品や、掛け軸風の縦型作品などを通じて、日本美術がボナールに与えた影響を明らかにする。
続く"ナビ派時代の版画作品"では、ボナールを一躍有名にしたリトグラフによるポスターや版画集を紹介。

コダックの手持ちカメラで撮影した日常のスナップ写真から創造のプロセスを探るのは"スナップショット"。

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