2018年3月27日 14:10
F/CE. 2018-19年秋冬コレクション - フランスの波止場で見つけた古き良きもの
充実したアウターアイテム - 新機能を搭載して
散見されたのは、強い海風の吹く波止場に必衰なアウターアイテム。キルティングや、ウール、レザー、フリース、ダウンなどバリエーション豊かな素材を使用したピースは、実際に高い機能性も備わっている。
例えば、古いフィッシャーマンウェアの生地を元にしてつくられたジャケットは、近年注目を集めている防水透湿加工を施して。イタリアの老舗服地メーカーである、ロロ・ピアーナのテキスタイルにも、高い防水加工を搭載させ、現代へとアップデートしたアウターが作られた。
異素材をミックスした、ハイブリッドデザイン
異素材をミックスさせた、ハイブリッドデザインにも注目だ。膝丈までのロングコートには、厳かな雰囲気のあるウール生地と、シャイニーなサテン素材をミックス。クラシカルな装いの中にも新しい風を吹かせる。
アイコニックな小物アイテム
ブランドのアイコニックなアイテムである、バッグはモデルの纏うピースと一体化するようなデザインが目立った。
ブラックのジャケットと同色で合わせられたショルダーバッグから、パーカーの上に重ねられた"ベスト"のような表情をもつバッグ、カモ柄の中に隠れるように合わせられたウエストバッグまで、どれもがウェアの延長としての新しい役割を担っていた。
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