くらし情報『「カタストロフと美術のちから展」森美術館で開催、“大惨事”をテーマに現代における美術の役割を問う』

2018年4月21日 19:50

「カタストロフと美術のちから展」森美術館で開催、“大惨事”をテーマに現代における美術の役割を問う

現代美術界で最も権威ある祭典「ヴェネチア・ビエンナーレ」や「ドクメンタ」への参加経験をもつトーマス・ヒルシュホーン、アイザック・ジュリアン、畠山直哉、宮本隆司といったベテラン作家、ストリート・アート界のスターであるスウーン、注目若手勢として加藤翼や平川恒太ら国内外を問わず幅広いジャンルの作家が集う。また日本初公開となる作家としてヒワ・Kやヘルムット・スタラーツも参加する。

風化させぬよう、あの大惨事について考える――
問題が山積の現代社会における美術の役割を問う中、最も大きな出来事として、2011年に発生した東日本大震災を取り上げる。日本社会だけでなく日本の現代美術界にも大きな影響を与えた東日本大震災は、今でも復興が思うように進まないなど多くの問題を抱えている一方、私たちの震災体験や記憶は風化しつつある。今回は、この議論を再燃させるべく、震災を契機に制作されたChim↑Pom、トーマス・デマンド、池田学など約10作家の作品も紹介する。

開催概要
カタストロフと美術のちから展
会期:2018年10月6日(土)~2019年1月20日(日)
場所:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
開館時間:10:00~22:00 火 10:00~17:00
※いずれも閉館時間の30分前まで。

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